「ＢＡＧＯＲＯＬＬ」は、無地が３種類、絵柄の入ったものが４種類の計７種類のデザインをラインナップ。無地はシンプルで洗練されたイメージ、絵柄はスタイリッシュな印象を与えます。「ＢＡＧＯＲＯＬＬ」は、世界三大デザイン賞のひとつに数えられるドイツの国際的デザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を2020年に受賞（https://www.red-dot.org/project/bagoroll-46550）しています。

多くのエコバッグで面倒なのが、使ったあとに折りたたむ作業です。コンパクトになるのは良いのですが、小さくするために何度も折り畳み、さらにゴムで縛ったり、袋に収納したりと、いった具合です。「ＢＡＧＯＲＯＬＬ」は、小さくは折りたためませんが、ドリンクスリーブをバッグ本体に差込むと、バッグをクルっと巻き上げることができます。実際やってみると、多少、動作に慣れは必要ですが、慣れると１秒で収納サイズになります。ちなみに巻き上げ後のサイズは、500mlのペットボトルサイズぐらいです。

レジ袋有料化につづき、日本ではいわゆる「プラスチック新法」が2022年4月から施行され、事業者には、さらなるプラスチック削減が求められることになりました。結果、カトラリーを有料化する小売、外食の企業も現れています。国内コンビニ各社は有料化を見送りましたが、海外ではプラスチック製カトラリーを禁止するなど規制を強化する国が増えており、コンビニ各社は有料化の実証実験を行うなど有料化にむけて動いているようです。「ＢＡＧＯＲＯＬＬ」は、コンビニ／カフェでのドリンクテイクアウト時に便利なカップホルダー、ドリンクスリーブに加えて、軽食に必要なスプーン、フォーク、ナイフのカトラリー、そしてカトラリーをサラダトングに変えるクリップが付属しています。なお、スプーン、フォーク、ナイフは、テーブルの上に置いた際、食品に触れる部分がわずかに浮き上がり、直接卓上に触れないように工夫されていて衛生的です。

レジ袋であれば、汚れても、そのままゴミ袋にしたり、捨ててしまえば終わりだったのですが、エコバッグは繰り返し利用するうちに汚れてしまったり、食品を入れるものなので常に清潔にしておきたいという理由から、洗濯することになります。さらに乾かす手間も増えるし、自然乾燥ならば乾かしている間は使えないので、別のエコバッグが必要になります。「ＢＡＧＯＲＯＬＬ」は、外側はタイベック、内側はアルミフィルムと水分を弾くため汚れがつきにくいため、汚れてもウェットティッシュなどでさっと拭けば汚れが取れます。

レジ袋有料化に伴い、エコバッグは常に持ち歩くものになってしまいました。エコバッグあるあるだと思うのですが、つい持っていくのを忘れて、あちゃーと思うことが年に何度かあります。店に着いてから忘れたことを思い出したときは、罪悪感を感じながらレジ袋を買うはめに。家を出てから忘れたことを思い出したときは家に取りに戻るはめに。「ＢＡＧＯＲＯＬＬ」は、持ち手にマグネットを内蔵しており、よく目につく場所、たとえば冷蔵庫や玄関のドアなどに貼り付けておくことができるので、忘れもの防止になります。