マグネットホルダー「ＭＡＧＵＳ」を開発したＦＬＹＴＴＡ　ＤＥＳＩＧＮさんから、「次にこの商品を日本で販売してみませんか？」と勧められたのが「ＦＡＤＩ（ファディ）」です。正直言うと、このときはじめて、吸盤付き乳幼児向けの食器という商品ジャンルをはじめて知りました。子供が２人もいるのに・・・。わが家は共働きで平日の朝は当然ながらバタバタします。着替えて顔を洗う、洗濯して干す、子供を起こす、朝ご飯を準備する、朝ご飯を食べる、食器を洗う、部屋の掃除をする、戸締りをして出勤するといった具合です。子供が乳幼児のときは、おむつをかえる or トイレにいかせる、着替えさせる、朝ごはんを食べさせる、保育園／幼稚園の登園準備する、なんかも増えます。そんな忙しい朝に、子供が食事の入った皿や器をひっくりかえして、ダイニングの床に食事をばらまかれた日には、掃除をしなければならず時間に追われてストレスになります。こんな状況を防ぐために、吸盤付き乳幼児向け食器はあります。離乳食をはじめた１歳ぐらいの子供によっては、うまく食べられないことに怒って器をひっくり返したり、好奇心から、親が吸盤をはがすのをみて、真似して器をひっくり返す子もいます。ところで、吸盤付き乳幼児向け食器ですが、目新しい商品というものではありません。調べてみれば、たくさんの商品があります。それらの商品と「ＦＡＤＩ」との違いの１つは、吸盤が器の中に隠されていることです。子供が吸盤にさわれないので、子供が吸盤をはがすのが難しく、器をひっくり返すことができなくなっています。一方で「ＦＡＤＩ」に上から力を加えてテーブルに押し付けながら、器を回すことで取り外すことができるので、簡単にテーブルからはがせます。このテーブルへの着脱させる操作をウチの５歳児にやらせてみたのですが、なかなか要領をえないようで、「ＦＡＤＩ」をテーブルから外せませんでした。５歳児ではずせないので、もっと幼い乳幼児がはずすのはもっと難しいでしょう。なかなか考えられた設計になっています。さて、ウチの幼稚園児にカレーライスを「ＦＡＤＩ」に盛って食べてもらいました。器がひっくり返らないのはもちろん、食べこぼしも少ないことに気づきました。食べる様子をみていると、ボウルのふちに返しがついていて、スプーンで、うまく食事をすくえています。また、スプーン自体が持ちやすい形状になっているせいか、口に運ぶ間に、テーブルの上にこぼすことがありません。普段ならテーブル上や椅子、椅子の下の床に、カレーライスが散乱するので、掃除しなくて、これはイイ。あと、もちろんですが「ＦＡＤＩ」の日本国内での販売にあたって、日本の食品衛生法に基づく検査を行い、子供が利用しても安全な商品であることを証明していますので、安心してご利用いただけますよ！